コープさっぽろのCSR

コープさっぽろの寄付講座「北海道の自立戦略を考える」で講演をさせて頂きました。

 

200人の会場は満席。学生と一般受講者はそれぞれ90人程度。質疑の時間には私は会場内を回って声を吸い上げようとしましたが、皆さんおとなしいのに多少失望でした。もちろん私のプレゼンにパワーがなかったからと思われますが、関係者によると毎回あまり質問が出ないとのことでした。同じような話をしていても、ホイスコーレ札幌などとは反応が天と地ほど大きな差があります。

 

しかし、その後コープさっぽろの大見理事長らとお話する機会があり、コープさっぽろのCSRについて詳しくお話を伺うことが出来、こちらは大満足。

 

未来の森づくり、「北海道100」(原材料から加工まですべて北海道で)、子育て支援ブックスタート等々すばらしい取組みをされています。

 

北欧では協同組合は労働運動、社会民主主義と連携し、福祉社会の建設、連帯意識の高揚に大きな役割を果たしてきました。

 

たとえばスウェーデンでは、KF(消費者生協)、Folksam(保険生協)、OK(自動車、ガソリン協同組合)、 HSB(住宅協同組合)、 LRF(農協)等の協同組合を知らない人はいません。

 

日本が真の福祉国家を目指すなら、「分かち合う」意識、連帯意識の根本的な醸成が必要です。

この分野でも北欧のように日本のコープにも大きな貢献を期待したいものです。