働く喜びの国際比較調査

人材育成のコンサルタント会社ennovaは毎年European Employee Index®という働く喜びの国際比較調査を日本を含む23カ国で実施しています。18日に今年の結果が発表されました。

 

それによると、2010年のランクは以下のとおりです。日本は23カ国中22番目でした。

 

 1   デンマーク

 2   ノルウェー

 3   メキシコ

 4   オランダ

 5   スウェーデン

 6   フィンランド

 7   アメリカ

 8   インド

 9   ブラジル

10  チリ

11  フランス

12  エストニア

13  ドイツ

14  スペイン

15  中国

16  イタリア

17  ポーランド

18  アイルランド

19  イギリス

20  チェコ

21  ロシア

22  日本

23  ハンガリー

 

これを幸福度の国際比較調査(たとえばオランダ・エラスムス大学のWorld Datebase of Happiness)と重ねると、かなり類似している傾向がみられます。

 

マズローの指摘のように、働く喜びは幸せの重要な要因のようですね。

 

Ennova社は時系列で結果をみると、各国の働く喜びは、文化的要因だけではなく、経済動向によっても毎年かなり変化している、と分析しています。

 

(European Employee Index®はモチベーションと満足度の両面で働く喜びを測定しています。具体的には労働者の仕事と職場についての認識を多くの要因で総合した指標です。スウェーデンでは2000年から毎年実施しており、今年は5000人のデータを収集したそうです。)