学校と社会

札幌市内の13の高校で30年間社会科の教師を勤められ、最近『教育はどこにいくのか』(エイチエス)を出版された三井貴之さんのお話を聞いた。以下が今日のご発言のポイントである。

 

・教育は行きづまっている。

・学校は急変する社会について行けていない。

・教育現場では、何が目的か、何が本当か、が分かっていない。

 

ここまでは私の認識と同じである。しかし三井先生の以下の発言には、たとえそれが真実としても正直なところ大きな失望である。

 

・(公立)学校の中は「社会主義」。効率も評価もない。教師は何かしても、何もしなくとも同じ。

・学校の自己完結な閉鎖性は今後も変わらないだろう。

 

この視点だと北海道、日本の将来はありませんね。教育、学校は社会のためにあり、社会のニーズを反映する必要があります。

 

三井先生も「システムの変化」の必要性にも触れておられました。システムの変化なしには北海道、日本の未来はないでしょう。

 

アマゾンに注文した『教育はどこにいくのか』の到着が楽しみです。