若年層収入女性がはじめて上回る

今朝の日経のトップ記事は上の左側です。

 

「単身世帯を対象にした総務省の2009年の調査によると、30歳未満の女性の可処分所得は月21万8100円と男性を2600円上回り、初めて逆転した。男性比率の高い製造業で雇用や賃金に調整圧力がかかる一方、女性が多く働く医療・介護などの分野は就業機会も給与水準も上向きという産業構造の変化が背景にある」とあります。

 

-------------

12日のブログで世界経済フォーラムの今年の男女平等指標をメモしました。

今年のランクは日本が94位、スウェーデンが4位でした。

 

上の右のグラフはスウェーデンの年齢別性別の所得(単位1000SEK、2008年、出所:SCB中央統計局)です。すべての年齢層で男性の所得が上回っています。

 

日本の若年層の収入で女性が上回ったのはスウェーデンよりも先行する現象でしょうか?

 

私は、製造業から知業(知識産業・知恵産業)への産業構造の転換に、男性(そして女性も)がついていけない日本の現状を示している、と解釈します。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    madoka (木曜日, 14 10月 2010 20:15)

    先生、おっしゃるとおり、スウェーデンと日本、大きな違いですね。理由として先生があげてらっしゃる知的産業への転換に日本の男女ともが追いついていないことも、あると思います。
    もうひとつ、大きいのは、印象なのですが、日本は特にこのところ、非正社員の比率が大きく特に若者の間で正社員になれない人が増えていますね。それは女性のみならず男性もなので、その結果、若い層の男性の給与が減少していることも原因なのではないかと思いますが。

  • #2

    川崎一彦 (木曜日, 14 10月 2010 22:18)

    コメントありがとうございます。
    この現象はご指摘の非正規雇用の増加も含み、詳しく分析してみる価値のある課題ですね。