Left Hand Pianists

左手だけのピアニスト智内威雄さん(34)のインタビュー番組を聞きました。

 

ご自身のホームページで、下のように自己紹介されています。このサイトで演奏も聞くことが出来ます。

 

1976年生まれ。東京音楽大学ピアノ演奏科コースを卒業後、ドイツ・ハノーファー音楽大学に留学。E.S.ネックレベルク氏に師事し研鑽を積む。同大学 在学中にマルサラ国際コンクール3位入賞。その後ジストニアが発症し、大学を休学しリハビリを開始。03年より左手のピアニストとして演奏活動を再開。左 手のみで行った室内楽の卒業試験では満場一致の最優秀成績を収める。06年3月に広島交響楽団とラヴェルの「左手のための協奏曲」を共演し、観衆をはじめ 共演指揮者、楽団員から絶賛される。07年7月に関西テレビ制作のドキュメンタリー番組「心に響く命の音・左手のピアニスト・智内威雄」が放送される。 09年より演奏活動とともに左手楽曲の演奏資料作成、楽譜収集、演奏方法等をまとめる”左手のアーカイブ構想”に着手する。

 

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インタビューの中の下の智内さんの言葉は私の胸にナイフを突き刺されたようなインパクトがありました。

 

「右手が使えなくなって不自由なことはあります。しかし、左手だけでも出来ることはあるのです」

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左手だけで世界を駆け巡る世界的ピアニスト・舘野泉さんもおられますね。

 

02年フィンランドでの演奏会中に脳溢血で倒れ右半身不随となる。2年半に及ぶ苦闘の日々を不屈の精神でのりきり、04年5月左手による演奏会で奇跡的な復帰を果たされました。

 

自分は一応両手が使えるのに負けておられません。