フィンランド総選挙

17日にフィンランドの総選挙が行われた。

 

今回の選挙結果の最大のポイントは、19.0%を得票し、一挙に第三位に躍り出た〈真のフィンランド人党〉(Perussuomalaiset, Sannfinländarna)。

 

真のフィンランド人党は2003年の総選挙で3議席、 2007年の総選挙で5議席(得票率4.1%)を獲得していたが、今回は国会の200議席中39議席を獲得する。

 

真のフィンランド人党はEUに懐疑的、国家主義、キリスト教、防衛、移民制限などが主な主張のようだ。

 

真のフィンランド人党の躍進は何よりも既存政党への不満と捉えるべきであろう。

現在の与党は補助金スキャンダルが明らかになり、Mari Kiviniemi首相の中央党は7.3%も得票率を減らした。野党の社会民主党は依然権力政党と捉えられているようだ。

 

今後、第一党の保守党が中心に連立政権を模索することになる。

 

昨年9月のスウェーデンの総選挙でもSD(スウェーデン民主党)が初めて国会の議席を獲得した。今回の真のフィンランド人党の躍進についてスウェーデンのビルト外相は不安要因だとコメントしている。

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コメント: 2
  • #1

    村田 (月曜日, 18 4月 2011)

    フィンランド総選挙に関しての記事は朝日新聞にも掲載されておらず貴重な最新情報で、有難うございました。北欧各国が「内向き志向」に転換して行くのでしょうか?/最近新設されたフィンランド原発は、安全対策費の高騰で、当初予算額の2倍に膨れ上がったとの報道を、先日読みました。ヨ-ロッパは「加圧水型原発」が主流とのことで、今回災害を起こした東電・福島原発は「沸騰水型原発」だとのこと。「沸騰水型」の格納容器内の圧力は70気圧、「加圧水型」は160気圧とのこと。前者がパイプ配管が多く、構造が複雑とのこと。「加圧水型」が安全上有利とかの情報が流れていると記事も読みました。「圧力容器全体の耐圧限界」に大きな差が出るのか懐疑的に思います。
     

  • #2

    川崎一彦 (月曜日, 18 4月 2011 16:57)

    Dr 村田 コメントありがとうございます。夕刊にフィンランド総選挙の記事があるようです。
     フィンランドの次の原発の納入企業の候補の一つが東芝だそうですね。http://bit.ly/f8huAn
     ノキアがスマートフォン戦争に乗り遅れ苦戦しています。これが今回の選挙結果に影響を与えたのか否かも、関心があります。