スウェーデンのイクメンー〈パパ月〉の影響調査

スウェーデンでは有給の育児休暇が480日あり、この間、雇用者に代わり、社会保険から通常の給与の80%が支払われる。

 

この〈両親保険〉の期間のうち、2002年からは2ヶ月は〈パパ月〉と呼ばれ、パパしか利用出来ないことになっている。1995年にははじめて1ヶ月の〈パパ月〉が導入され、2002年に拡大された。

 

両親保険は子どもが8歳になるまでに利用出来る。

 

2002年に生まれた子どもの両親保険の利用期限は2010年で、その機会にスウェーデンの社会保険庁はパパ月の利用状況の調査結果を21日に公表した。

 

それによると、2002年に生まれた子どものパパは2001年に生まれた子どものパパよりも22日間多く育児休暇をとっており、明らかに〈パパ月〉拡大の効果がみられる。

 

全体では2010年には23.1%(111日=4ヶ月弱)をイクメンパパが取得している。