映画〈幸せの経済学〉自主上映会@かでる2・7

〈幸せの経済学〉の自主上映会は早くから満席。たくさんの方にお断りせざるを得ない状況でした。

 

「良い映画だったが、グローバリゼーションを悪人と決めつけるのはどうか。われわれのように日本に興味を持ち留学しているのもグローバリゼーションのおかげ」というスウェーデン人留学生(ヨーテボリ大学MBA)と、「年をとってきたからか、若い留学生ほどグローバリゼーション信奉ではなくなってきた」というスウェーデン大使館のレイニウス参事官のコメントが印象的でした。

 

以下は参加者のアンケートの一部です。会場の方は大半が映画のローカリゼーションのメッセージに賛同されたようです。

 

今日のワールド・カフェでの幸せについてのディスカッションが楽しみです。

 

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〈あなたにとっての幸せとは?〉
・衣食住が足り、家族、親、身内が健康で、人とつながっていることが最大の幸せです。地域コミュニティーサロンを近く開くことが私の夢であり、願いです。最近「足るを知る心」という言葉が印象に残りました。今を楽しく、ゆったりと、過ごしていきたいと思います。
・戦争などがない世界で、地元のものを食べて暮らすこと。健康を第一に考え、将来性のない利益は求めない。
・周りと分かち合い、気持ちが豊かになること。ローカリゼーションを自分の周りで考え、仕事でもどのようなことが出来るか考えるよいヒントになりました。
・みんなが笑顔でいられる社会
・将来の〈夢〉を持つことができ、それを実現するための努力が報われる社会。他人の幸せを願えること。大切なものを守れること。
・今生きていると感じること。周りの誰かの為に何かをし、感謝のことばを頂いた時に幸せを感じます。
・豊かな自然と人々の笑い声。
・人と人とのつながり。
・持っているものではなく、農業などで自分で産みだすことを感じられること。

〈映画の感想など〉
・私がふだん何気なくしていたことがローカリゼーションだったと映画を観てよく分かりました。良かった!
・映画のローカリゼーションの提案はその通りだと思います。DVDがあれば購入して友人、知人にも見せたい。
・大量消費、先進国主体の経済はどのように改善出来るかの解決策が具体的に示されていて分かりやすかった。自分たちで進めることは大切だが、大企業にもローカリゼーションを進めさせるような規制も必要。
・閉塞感の大きい現代社会でひとつの光明を見出す思いがした。(グローバリゼーションは不可避で、それに如何に対処するかばかりを考えていました)
・すばらしい企画でした。現在の経済モデルに限界があることはよく分かります。原発問題に象徴されるように、既得権益が根本的原因。これからは、新しい教育イノベーション、人材産業を軸に向うべき。