北海道女性医師の会でのプレゼン

北海道女性医師の会にお招き頂き、「ワークライフバランスースウェーデンの視点から」というタイトルでお話をさせて頂きました。

 

女医さんの問題は、〈出産、育児後医業に復帰するのが難しい。多くの女医が辞めてしまう〉というのです。


スウェーデンの30-40年前の状況でしょうか。

 

私は、他の普通のOLならまだしも、日本でも、医師などの職業では一生仕事をするのが当たり前、と思っていたのです。

 

それが無理な状況の背景には以下のような理由があるとのことです。

・保育所が確保出来ない。たとえば、札幌医大の保育所は、看護師には開かれていても、医師は使えないとのこと。
・医師は24時間患者のためにスタンバイするべき、との考え方。小さい子どもがいたらそれは無理な話です。
・男性が組織を牛耳っている。北海道医師会の役員35人中、女医はたった一人。信じられないですね。

 

一生仕事をしたい女医さんにとっての個人的な問題だけではなく、マクロでみても大変な損失ですね。多額の国費を使って養成した医師が若くで辞めてしまうとは、何と言う税金の無駄遣いでしょうか。

 

今日は2分間メディテーションをして、「24時間以内に最も有意義と感じた経験」を考えて頂きました。以下はシェアして頂いたいくつかのご経験です。

 

・夜間開院したら、自分のためだけではなく、患者さんにも喜ばれた。

・家族の協力があったから今日この会に来られた。

・兄の入院で命の大切さを感じた。

・両親と別居することで、以前は当たり前と思っていた有り難さを感じ取れた。

 

やはり、利己ではなく、他己が人生を有意義と感じる源泉のようですね。

 

今日は時間不足であまりお話をして頂く時間がなかったのが残念です。また別の機会を期待したいと思います。

 

今日も幸せ度チェックをして頂きました。〈幸せですか?〉に94%の方ははい、と回答。

〈自分の人生に満足していますか?〉にも91%の方がはい、と答えた頂きました。

 

これまで学生や社会人のグループにも答えてもらっていますが、今回の女性医師グループが幸せ度はトップです。

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コメント: 2
  • #1

    堀本江美 (日曜日, 15 4月 2012 09:02)

    川崎一彦先生
     まずは御講演本当にありがとうございました!。女性の労働環境整備が遅れているのに北海道女性医師の集まりには幸せを感じる人が集まっているのですね。
    はたそして訂正です。私が若かりし頃は利用させてもらえなかったのですが今は大学病院付属の保育所は医師にも開放されています。利用者はほとんどいないようですが。

  • #2

    川崎一彦 (日曜日, 15 4月 2012 11:44)

    堀本先生、今回は貴重な機会を頂き深謝です。昨日お集り頂いた〈happy doctors〉のこれからのアクションに期待しています。