スイスの話題

スイスのチューリッヒに住んでいる姪のハンナ一家が休暇で遊びに来ています。写真はこちらにあります。

 

以下は興味深いスイスの話題の一部です。

 

直接民主主義のスイスでは頻繁に国民投票が行われています。1848年の連邦憲法制定以来のスイス連邦国民投票年表には、スイス国民が決定を下してきた562件以上もの案件が記録されているそうです。最新の3月11日の国民投票では、年次有給休暇を6週間に延長の是非が問われました。そしてスイス国民は「ノー」と投票したそうです。またチューリッヒでは売春婦のための「セックスボックス」の設置に賛成の結果が出たとのこと。

 

・スイスの所得水準はドイツよりも高いので、ドイツからスイスへの医師などの専門職の移民が増えているそうです。そして「ドイツ人がスイス人の女の子を奪っている」との議論が巻上っているとか。スウェーデンからノルウェーへの移民が増えている事情に似ているところがありますね。

 

・ハンナのパートナー、パトリックの母親はリヒテンシュタイン国籍。それでパトリックはリヒテンシュタインとスイスの両方の国籍を持っています。リヒテンシュタインはスイスとオーストリアの間にある小豆島ほどの面積の公国で、人口は35000人ほど。パトリックは海外旅行をする時に昔はリヒテンシュタインのパスポートを使っていたそうです。リヒテンシュタインのパスポートは珍しがられたからです。ただ、最近はスイスのパスポートを使っているとのこと。リヒテンシュタインのパスポートは珍しすぎて旅券審査に時間がかかりすぎることが多いからだそうです。リヒテンシュタインの旅券を見たかったのに残念!