幸福度のジェンダー差 by Gallup

Gallupは世界各国と地域で幸福度についての調査を行っている。

 

7月10日にはジェンダーによる幸福度(Gallupはthrivingの表現をとっている)の分析結果を公表した。

 

今回の調査は147の国と地域で15歳以上の合計191317人を対象に2011年に実施された。

 

ギャラップは、回答者を、①成功している(thriving)、②闘っている(struggling)、③悩んでいる(suffering)、に三分類している。

回答者は、現在および5年後の人生を10段階で評価 (0=最悪 10=最高)する。
そして、現在7以上、かつ5年後8以上のグループは①成功している
現在かつ5年後4以下のグループは③悩んでいる

それ以外のグループは②闘っている、 と分類されている。


男女差が大きい国は以下のような国である。

男性の方が成功している  ウクライナ、ベトナム
女性の方が成功している  カタール、アンゴラ、韓国、イラン

絶対水準で女性の成功水準が高い国は、デンマーク、カナダ、オーストラリア、オランダ、スウェーデン、イスラエル、フィンランド、オーストリア、アラブ首長国連邦、コスタリカの順である。

日本は成功している女性が28%、男性が23%で、トップ28カ国、最下位28のいずれにも含まれない中間グループに属している。