欧米の中国観、日本観 by Transatlantic Trends

米国のGerman Marshall Fund of the United Statesが実施しているTransatlantic Trends調査にみる欧米の中国観、日本観は大変興味深い。

 

左側のグラフは2012年の調査結果で、〈中国は経済的なチャンスですか脅威ですか〉という問いである。

 

右側のグラフは2011年の調査結果で、各国において自国および他国を好意的に見ている比率を示している。

 

米国における日本に対する好意的な国民の比率は75%で、EU(65%)よりも高かった。EUにおいて日本に対する好意的な国民に比率も68%であった。

 

これに対して、米国における中国に対する好意的な国民の比率は42%、EUでは47%に留まっている。

 

問題はこのような欧米における日本に対する好意的な国民の意見のアドバンテージをどのように活かすかですね。