cashless店舗の増加 (スウェーデン)

Dagens Nyhter紙はスウェーデンでキャッシュを扱わない店舗が増えている、と報じている。

 

インターネットオペレーターの3は数年前から店舗でキャッシュを扱っていない。今月は通信の Telia(80店)、ベッドなどの小売りのKungsängen(37店舗)が店舗での現金の扱いを止めた。

 

スウェーデン中央銀行Riksbankenによれば、流通している紙幣とコインの金額は過去5年間に10%ほど減少した。現金の対GDP比は1950年代と比べて半減している。ATMでの現金の引き出しは年6%減っているそうだ。

 

小売業界はキャシュレスの動きを歓迎している。現金の扱いはコストもかかり、リスクもある、との見方だ。今日すでに店舗での販売は件数にして7割がカードによる支払いである。金額にすればその比率はもっと高い。

 

日本は先進国でも現金の市中流通額の対GDP比率が極端に高い

 

この傾向はいつまで続くのでしょうか。