期限付き雇用の規制の法律改正(スウェーデン)

スウェーデンでも期限付き雇用が増加しています。

 

期限付き雇用形態について、2007年以降スウェーデンでは過去5年間に同一の雇用主に2年間以上雇用されていれば、正規雇用に移行することが法律で保障されています。

 

しかし、間に数週間の時間をおいて雇用形態を変えると5年経過してもまたゼロからスタートする、という方法が可能です。

 

TCOの指摘で欧州委員会は2010年3月にスウェーデン政府に対して〈同一の雇用者に長期間短期雇用されることが可能な制度はEUの勧告に違反する〉との通達をしていました。

 

このため、スウェーデン政府は25日期限付き雇用形態についての規制の改定案を提出しました。

 

TCOはこの改定案でも短期雇用の抜け道を防ぐことが可能かどうかは分からないので今後も注視していく、とコメントしています。